Q1 . |
西大阪高速鉄道と阪神電気鉄道の関係について教えてください。 |
A1 . |
線路や駅などの鉄道施設を建設・保有する事業者と、列車を運行する事業者が同一であることが
一般的ですが、西大阪延伸線では「上下分離方式」という鉄道施設の建設・保有「下」と列車の運行「上」を分離した方式をとっています。
鉄道施設を建設・保有するのが西大阪高速鉄道(株)、開業後に鉄道施設を借りて列車の運行を行うのが阪神電気鉄道(株)です。
開業後に鉄道を利用するお客様から見れば、西大阪延伸線は阪神電車の一路線ということになります。
また、建設工事期間中の設計・工事の施工管理業務や開業後の保守管理についても
阪神電気鉄道(株)が行います。 |
Q2 . |
建設事業費に国や地方自治体の税金がどの程度使われるのですか。 |
A2 . |
西大阪延伸線は「地下高速鉄道整備事業費補助制度」の適用を受けて整備します。
総事業費1,071億円のうち、国の負担は補助金249億円、地方自治体の負担は出資金と補助金を
併せて383億円(大阪府128億円、大阪市255億円)で、国と地方自治体を併せて632億円、総事業費の概ね6割になります。
当社としては、工事費の削減や1日も早い開業による支払利息の削減により、総事業費を少しでも減らすように努力しています。 |