西大阪高速鉄道株式会社
阪神なんば線
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よくあるご質問
 
よくあるご質問
※この内容は、平成20年8月時点のものであり、変更になる場合があります。
※「西大阪延伸線」とは、「阪神なんば線」の新線区間(西九条〜近鉄難波間)の整備事業名称です。

■事業の枠組みについて
Q1 . 西大阪高速鉄道と阪神電気鉄道の関係について教えてください。
Q2 . 建設事業費に国や地方自治体の税金がどの程度使われるのですか。
■開業後のダイヤ・運賃
Q1 . 開通はいつですか。
Q2 . 路線名・駅名について。
Q3 . 運行ダイヤはどうなりますか。
Q4 . 新設駅には全列車が停まるのですか。
Q5 . 運賃はいくらになりますか。
■事業計画について
Q1 . 全線地下化はできなかったのですか。
Q2 . 鉄道が高架から地下へ移行する区間では、現在の車道の幅員は減るのですか。
■環境への取り組み
Q1 . 列車の走行に伴う騒音に対してどのような対策を取っていますか。
Q2 . 工事期間中の環境対策について教えてください。


■事業の枠組みについて

Q1 .

西大阪高速鉄道と阪神電気鉄道の関係について教えてください。
A1 . 線路や駅などの鉄道施設を建設・保有する事業者と、列車を運行する事業者が同一であることが
一般的ですが、西大阪延伸線では「上下分離方式」という鉄道施設の建設・保有「下」と列車の運行「上」を分離した方式をとっています。
鉄道施設を建設・保有するのが西大阪高速鉄道(株)、開業後に鉄道施設を借りて列車の運行を行うのが阪神電気鉄道(株)です。
開業後に鉄道を利用するお客様から見れば、西大阪延伸線は阪神電車の一路線ということになります。
また、建設工事期間中の設計・工事の施工管理業務や開業後の保守管理についても
阪神電気鉄道(株)が行います。

Q2 .

建設事業費に国や地方自治体の税金がどの程度使われるのですか。
A2 . 西大阪延伸線は「地下高速鉄道整備事業費補助制度」の適用を受けて整備します。
総事業費1,071億円のうち、国の負担は補助金249億円、地方自治体の負担は出資金と補助金を
併せて383億円(大阪府128億円、大阪市255億円)で、国と地方自治体を併せて632億円、総事業費の概ね6割になります。
当社としては、工事費の削減や1日も早い開業による支払利息の削減により、総事業費を少しでも減らすように努力しています。
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■開業後のダイヤ・運賃

Q1 .

開通はいつですか。
A1 . 2009年(平成21年)3月20日(予定)です。

Q2 .

路線名・駅名について。
A2 . 路線名は「阪神なんば線」、新設する駅の駅名は「九条駅」、「ドーム前駅」、「桜川駅」です。
なお、路線名の「阪神なんば線」は、新線区間の開業後、既存の西大阪線を含む西九条〜近鉄難波間の路線名となります。
また、当社が行う新線区間の整備事業の名称は「西大阪延伸線」です。

Q3 .

運行ダイヤはどうなりますか。
A3 . 阪神電車と近鉄電車が阪神三宮駅〜近鉄奈良駅間を最長とする相互直通運転を行います。
開通時には、三宮〜奈良間で、急行系列車として「快速急行」をほぼ終日にわたって運転する予定です。
また、これ以外に「普通」等の阪神なんば線(尼崎〜近鉄難波間)各駅に停車する列車については、尼崎〜東花園・奈良間で運転する予定です。
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Q4 .

新設駅には全列車が停まるのですか。
A4 . 新設する九条駅、ドーム前駅、桜川駅と西九条駅、近鉄難波駅には全列車が停車する予定です。

Q5 .

運賃はいくらになりますか。
A5 . 列車の運行を行う阪神電気鉄道(株)が、国土交通大臣並びに近畿運輸局長に認可申請して、申請どおりに認可されました。
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■事業計画について

Q1 .

全線地下化はできなかったのですか。
A1 . 西大阪延伸線は、高架駅の阪神西九条駅と地下駅の近鉄難波駅を結ぶため、路線の途中で高架から地下へ移行する区間が生じます。
その区間は、河川・道路・地下鉄などの既存施設の位置関係、鉄道の技術的な制約条件(勾配の上限など)を考慮して、大阪市道九条中通線の源兵衛渡交差点から九条2交差点の間で地下に移行する現在の計画となりました。

Q2 .

鉄道が高架から地下へ移行する区間では、現在の車道の幅員は減るのですか。
A2 . 図のように、西大阪延伸線は大阪市道九条中通線(九条2丁目・3丁目と九条南3丁目・4丁目附近)で鉄道が高架から地下へ移行します。
この区間の道路幅員は現在25mですが、これを11m拡幅して36mとし、その中央に鉄道を敷設します。
従いまして、車道の幅員が減少することはありません。
なお、工事中は車道幅員が減少しますので、ご不便をおかけしますが、ご理解・ご協力をお願いします。
 
<大阪市道九条中通線拡幅部>

  現況
大阪市道九条中通線拡幅部<現状>
 

  開業後
大阪市道九条中通線拡幅部<開業後>
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■環境への取り組み

Q1 .

列車の走行に伴う騒音に対してどのような対策を取っていますか。
A1 . 西大阪延伸線の地上区間(高架区間・掘割区間)においては全区間でロングレールを採用しています。
ロングレールとは列車走行に伴い発生する騒音・振動の原因となるレールの継ぎ目を溶接して1本の長いレールとしたものです。
また、西大阪延伸線沿線には 線路に近接して住宅が立地している箇所がありますので、 このような近接住宅での騒音を低減するために、セミシェルター型防音壁を設置しています。
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Q2 .

工事期間中の環境対策について教えてください。
A2 . 以下に示す対策を行います。
1) 建設機械は、低騒音型・低振動型・低排出ガス対策型等の低公害型の機械を使用するように努めます。
2) エンジンの空ふかし・不要なアイドリングの禁止を工事関係者に周知徹底します。
3) 工事場所以外の細街路への工事用車両の進入を避けるとともに、走行ルート・走行時間帯・走行速度に配慮するよう、工事関係者に周知徹底します。
4) ダンプトラック等の過積載の防止に努めます。
5) 工事関係車両は、工事区域内に駐車させるものとし、近隣道路上では駐車させません。
6) 工事は昼間施工を原則としていますが、やむを得ず夜間施工を行う場合には、特に環境へ配慮を行い、その影響を最小限にとどめるよう努めると共に、事前にお知らせします。
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